2023年5月2日火曜日

動物と暮らす ごはん編②

 ごはんのお話の続きです。

経験が中心となりますので、実質犬の話となります。

まず良質なフードを選ぶ、というのは犬に限ったことではありませんが、良質であればドライフードでもウェットフードでもそれぞれのお好みで良いのではないでしょうか。
ですが、私はあえて手作りをおすすめしたいと思います。
大きなメリットは材料が明瞭であることとカロリー管理のしやすさにあります。
シニアになると代謝が落ちて太りやすくなりますが、市販のフードでカロリー管理をするとなると、量を減らすしかありません。
ウェットフードだとドライフードよりは多少ましですが、量が減ることにはかわりないので犬的にはがっかりです。
前回も書きましたが、我が家の場合は肉・魚(内臓を含む)、野菜、穀物(炊いたご飯)の比率は1:1:0.5を基本にしています。
しかし割合はあくまで目安なので、ざっくりで構いません。
市販フードの日があってもいいし、その市販フードもドライだったりウェットだったりと、臨機応変に対応してください。
椋久(シーズーMIX14歳)の場合、ダイエットをしたいので手作り食をメインにしたいのですが、いろいろ試した結果、お腹の調子が一番安定するドライフードが中心となっています。
そうなると問題はドライフードをいかに増量させるかになるのですが、最近はフードプロセッサーで粉砕してぬるま湯(熱湯だと栄養素が壊れてしまう)でふやかしています。
粉砕するとふやかす時間を短縮できるだけではなく消化もしやすくなるので、シニアには一石二鳥ではないでしょうか。

また犬の生態を考慮すれば、内臓も含めた生肉が良いかもしれません。
そう思って先々代(中型犬雑種シニア)には生肉をあげている時期がありました。
内臓もバランスよく入った小分けになっている冷蔵のパックをメインに、時には生肉を業者からまとめ買いしている獣医さんに分けてもらったりしましたが、結局は野菜や肉・魚を煮た食事に戻してしまいました。
彼の場合は煮炊きした食事の方が好みだったようです。

好みの変化、ダイエットの必要性、または加齢や病気などを理由に制約が出てくるかもしれませんが、その都度内容を見直しつつ、加えて彼らの食がすすむような工夫をしてあげたいと思っています。
飼い主さんはあまり神経質にならず、時には手を抜き楽しみながら、ごはんを用意してあげてください。
ごはん編①でもちらっと書きましたが、いわゆるNGフードを食べて長生きしている何頭もの犬に出会ったことがあります。
それどころか毎日生ハム(少量だそうですが)を食べているというシニアにも会ったこともあります。
これはもう衝撃としか...
確か17歳くらいだったでしょうか。
これは特殊な例かもしれませんが、ヨチヨチとはいえ毎日お散歩できるのは立派だと思います。

犬は犬、猫は猫。
彼らは同じではないし、人間ともまったく違う種です。
彼らの置かれた環境や心身の状態、そして好みに合わせた食事を用意すればいいだけです。
しんどいとか面倒とか思わないで済む程度に、「ゆるく楽しみながら」を心がけてください。

2023年5月1日月曜日

動物と暮らす ごはん編①

 久々の制限のないGW、皆様いかがお過ごしでしょうか。

全国的に見ると週末にお天気が崩れるところもあるようですが、概ね好転に恵まれそうです。

さて予告していた通り、わんにゃんたちが快適に過ごせるように食事や生活面で気づいたことを書いていこうと思います。
専門的なことではなく、誰もが簡単に普段の生活に取り入れられる内容なので、参考にしていただければ幸いです。

まずは犬ごはんと猫ごはん。
どちらもそんなに変わらないのでは?と思われる方も多いと思います。
確かに大きくは変わりませんが、犬に比べて猫は「より肉食」ということをご存じでしょうか。
そして猫は犬よりも食事の好みが難しいと言われています。
種を問わず、食事を変えるときは様子を見ながら少しずつ、それでも嫌がるなら無理に変える必要はありません。
ただ病状によってはそうもいかない場合もあるので、その際はひと手間加えるなど工夫が必要になるでしょう。
具体的なメニューは後ほど書いていこうと思います。


年齢を重ねて腎臓に問題が出てくるのは犬も猫も同じなのですが、特に猫は若い時から腎臓病を意識した方がいいかもしれません。
猫が腎不全を発症しやすい確かな理由はわからないそうですが、発症を促す原因はいくつかはわかっており、そのひとつがドライフードだと言われています。
たんぱく質やリンの含有量が多いフードが腎臓病を促進したり、尿管結石から腎不全になるというケースもあるようです。
猫があまり水分を取らないことも腎臓への負担となるようで、その点を軽減させる意味でもドライフードではなく缶詰やレトルトのウェットフードが良いのではないでしょうか。
そこに水を足すと、さらに水分不足を解消できると思います。
もちろん中にはドライフードしか食べない猫もいると思いますが、その場合は無理せずドライフードをあげてください。
ドライフードも良質なものもありますし、ケアに特化したものもありますので、水分不足に気を付ければ絶対だめというわけではありません。
お時間のある方には手作りもおすすめです。
猫の場合は、ざっくりとですが肉・魚(内臓含む)は8割程度、あとは野菜と穀物という配分でしょうか。
犬だと我が家の場合だと、肉・魚(内臓を含む)、野菜、穀物(炊いたご飯)の比率は1:1:0.5を基本にしています。
ただこの割合は厳密ではありません。
今日お肉やお魚が少なければ明日多めにするなど、何日かのスパンで考えると楽だと思います。

ただ市販のフードであれ、手作りの食材であれ、良質なものを選ぶのが前提です。
危険な添加物が含まれているものは論外ですが、使われている素材自体が質の悪い場合もあります。
そこの見極めは様々な情報に触れて勉強していくしかないのですが、信頼のできる人に何を使っているのか尋ねるのもいいかもしれません。
ちなみに病院のすすめる商品は良質のものとは限りませんので、鵜呑みにしないように気をつけてください。
ただそれを食べながら元気に長生きしている子がいるのも事実ですし、当然ながらいろいろな要素が絡み合っての健康なのだと思います。